お部屋の中が発熱(暖かくなったり暑くなったり)する原因は2種類ある。

ビルメンの勉強
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こんばんは、ビルメン会社員の牧健太郎です。

冷暖房機を使っているわけでもないのに外より室内が暖かくなったり暑くなったりする原因は部屋の中に熱を出すものがあるからです。

この発熱原因を専門用語で室内発熱負荷と言います。※エネルギーを消費するという意味の「負荷」という言葉、一般的には馴染みがありませんが設備に関わるものにとっては様々な分野でよく出てくる言葉なので仲良くしておいたほうがいいでしょう。フカフカ…(*´ω`*)

室内発熱負荷は人体発熱負荷機器発熱負荷があります。

人体発熱負荷…人がすぅーはぁーすぅーはぁー吐く息(呼気)は温度が高いのです。また、皮膚は周囲の空気を対流(空気の移動によって熱が伝えられる現象)により皮膚表面からは水分を蒸発させています。寒いときはすぅーはぁーすぅーはーしまくったら暖房代節約して暖かく過ごせるかもしれませんね(*‘∀‘)誰かに観られてたらアブナイ人だと通報されちゃうかもしれませんが(。-∀-)

その発熱量は一定ではなく運動したり作業したりと動きまくっているときと座ったり寝転んでじっとしているときとでは発熱量が大きく変わります。また、その部屋の中に人が何人いるかでも変わってきます。外気温も部屋も変わらず同じなのに昨日と同じ空調温度設定で暑い、寒いって思う(言われる)ことってありませんか?人の動きや数で室温は変わってくるのです。ですのでお部屋の使用者さんの利用用途や人数の把握も管理内容によって(貸ホールや貸し教室等)は必要になってくるでしょう。

機器発熱負荷…室内では照明器具、テレビ、冷蔵庫、調理器、給湯器、パソコン、コピー機等様々な機器が使用されています。これらの機器が消費した電気やガスなどのエネルギーは熱として室内に放出されて、熱負荷となります。

近年の照明器具はLEDが主流となってきており今まで多くの場所で使用されてきた白熱電球や蛍光灯に比べて発熱量はとても少ないです。LED照明器具は電気代が安い、虫が寄ってきにくい、衝撃に強いといったメリットが多いです。長寿命性は個体差が有りなんとも言えないところ。|ω・)管球交換や安定器交換などの作業はなくなってきていますね。