こんにちは!ビルメン会社員6年生の牧健太郎です。
先日ビル管試験を受けたんですがコテンパンでした。
来年も受験します。
自分の家にある工具(ハードツール)の紹介です。
工具に興味を持ち始めたのは11年前に電気工事会社で勤めたことがきっかけです。
工具や材料を覚えるために頻繁にホームセンターに通っているうちに好きになってました。
接触回数を重ねていくと好きになっていくザイオンス効果(単純接触効果)というやつでしょうか。
それではざっと載せていきます。2023年9月23日撮影。
電工ナイフ
ケーブルの被覆剥き、PF管の切断をする工具です。鉛筆を削ったりもできます。
電気工事士試験に推奨されている基本工具の一つです。
ビルメンになってからは全然使っていないです。
両方ともメーカーはマーベルさんです。(MEK-70 LE-325)
初めて手にしたものは未来工業の電工ナイフ(DM-11H)でしたが役目を終えて今は手元にないです。
コンクリートスラブ配管やLGS建て込み配管のときにPF管を切断する際、電工ナイフをペンチで叩きまくっていたので写真上の電工ナイフは刃上がボコボコです。
ペンチ(電工ペンチ)
ケーブルや電線、鉄線、銅線を切断する工具です。皮むきや掴んでネジって回したり…
本来の使い方ではないのですがハンマーとしても使っていました。
私は225サイズが一番好きです。理由は叩きやすいから(笑)デカい方が楽に切断でき強い力で掴めます。
ペンチ一つでできることは多い。
無理した使い方をすることも多く刃こぼれして何本か買い換えました。
左から宮本鉄(XP200)、フジ矢(3300-225)、フジ矢(1050-175)、ホーザン(P-56)
ケンタロウとマジックで書かれているペンチは電気工事作業員になったときに始めて手にした工具です。
このペンチを手にすると感慨深くなり感謝の気持ちが溢れてきます。
私にとって大きな変化が訪れた始まりですから。
コンペックス(スケール、メジャー)
自分はコンべックスと現場で呼んだことがありませんし耳にしたこともありません。
モノを測る道具です。本来の用途ではないですが通線作業のときにも多用しました。
ビルメンになってからはあまり使ってないです。
電気工事作業員のとき一番使用頻度が高く、買い替える頻度も一番多かったです。
5.5mの長さで腰が強いものが使いやすいです。
今は持っていないですがタジマのZロック25(ZL2555CB)が好きでした。
あんまり使わないけど持っていたほうがいいかな?と小っちゃいやつ(2m,3.5m)をビルメンになってから購入しました。
ウォーターポンププライヤー(アンギラ)
アンギラと呼んでいましたがビルメンになってからはウォータープライヤーと呼んでいます。
怪獣の口みたいなのでコジラに登場する怪獣の名前「アンギラス」がアンギラの由来だそうです。
配管工事に使います。ウォーターとついていますが水道工事だけではなく電気工事にも多用します。
寸切り(全ネジボルト)を回したり、ナットを回したり、固いペットボトルのフタを開けたりと設備工事に多用されます。
写真一番左ロブスターのアンギラが初めて手にしたプライヤーです。持ち手の先がマイナスドライバーになっております。
写真右二つはプライヤーレンチと呼ばれるものです。モンキーのような口でナットを傷つけず挟み回すことができます。(クニペックス8604-100 アーウィンIRHT82635)購入してから一回も現場で使ったことはありません(笑)
ビルメンになってから購入した手のひらサイズのプライヤー(写真真ん中)がお気に入り。(クニペックス 8700-100)
小っちゃいけどちゃんと使えます。仕事カバンにいつも入れてます。
ガッツリ電気工事作業する際はトップ工業のプライヤー(EF3-250)が使いやすかったです。
ウォーターポンププライヤーはまだ使えない状態になるぐらい破損や損傷させたことはないです。
プラスマイナスドライバー
ネジを回す工具です。叩いでボードに穴を開けたり、点検口を開けるときにも使います。
自分はベッセルのボールグリップドライバーが一番使いやすいです。
ドライバーは使っているうちに摩耗して先っちょの食い込みが悪くなってくるので買い替える頻度は多かったです。
ビルメンにとってもっとも使用頻度が高い工具です。
巡回点検中にお客さんに依頼を受けたとき、サッと対応ができるよう
プラスマイナスドライバーは常時持ち歩いている人が多いでしょう。
ネジザウルスシリーズ(エンジニア)
舐めたネジを回せるのがウリです。こんなにいらないけど一つ持っていればピンチのときの助けになります。
ビルメンになってから購入しました。ついついあれもこれも試してみたくなって増えていきました。
写真に写っている持ち手が青色のPZ-58以外は現場で一回も使ったことがありません(笑)
PZ-58は軽くてバランスがいいです。いつも仕事カバンに入れています。
バネが付いていたんですがホームセンターで買って手に取った瞬間に即効で取り外しました。必要ないです。
自分は黄色が好きなので黄色の持ち手のものを販売して欲しい。
モンキーレンチ
開き幅を変えて様々なボルト・ナットを締め付けたり緩めることができる工具です。
いろいろ試してみたくてと似たようなものでもついつい買ってしまいました。
現在所有しているものの中では軽量・コンパクトなスーパーツールのMW24がビルメンとしては使い勝手がいいです。(写真左下から4番目)開き幅は0mm~24mm
フジ矢の黒金シリーズで一つなにか欲しいなっと思いショートサイズのワイドモンキーを購入しましたが重すぎて気軽に持ち運びできません。開き幅は0mm~53mm。
500円程で購入したアルミ製のワイドモンキーは精度はあまりよくありませんがそこそこ使えます。アルミなので軽くて負担になりません。開き幅は6mm~68mm
ビルメンになってから購入したワイドモンキーの出番は今のところ一度もありません。
ニッパー
ペンチと同じように電線を切断できます。ペンチとの違いは切断専用だというところです。
ニッパーの方がペンチより切り口の断面が綺麗です。
特に薄刃のニッパーは断面がものすごぐ綺麗な状態で切れるのですが、代償として丁寧に使わないとすぐ刃こぼれします。何本か使用しましたが手元には残っておりません。
オレンジ色グリップのニッパーが初めて手にしたです。フジ矢(60-150)
電工ハサミ
PF管を切断するのにとにかく便利。スパスパ切れます。そしてニッパやペンチより圧倒的に重量が軽く電線切断、被覆剥きにも使えます。ニッパーやペンチと違い紙の切断もスムーズにできます。
ビルメンなのでPF管をスパスパ切らないといけないシュチュエーションは訪れないです。
欠点は歯が欠けやすいところです。太い電線をスパスパできません。
持ち運びの際、負担のない軽さが魅力。
圧着工具
電線・ケーブルの端末処理をする工具です。
リングスリープ用の圧着工具(持ち手黄色)が一番使用頻度が高いです。
ぽっと部屋に置いていたらラクガキされました。
一番左端(持ち手赤色)のものは電気工事作業員時代、周りからボロクソに言われ続けていたときに弱電屋さんが頑張れよとくれました。(ゼネコン現場では電気屋と言えば強電を扱う作業員のことを指します。弱電は主に情報系です。強電はそれ以外。)
私は考え方がポンコツでしたが一瞬でめげずに続けれたのはこの方のおかげでもあります。
エバシさんありがとうございます。
六角レンチ
六角形状の穴付きボルト用の工具です。
写真右下のように折りたたみ式でセットになったものが便利です。
水平器
水平・垂直を確認する工具です。
ケーブルラックや配管工事、盤ベースの取付で使いました。
磁石付きのものがいいです。
写真には写っていないですがコンセントやスイッチ取付の際に便利な薄型の水平器もあります。
黄色の水平器(エビス)がお気に入りです。
ビルメンになってからは祭りの設営で何度か使いました。
イギリスレンチ(モーターレンチ)
狭い箇所で排水管(トラップ)の袋ナットを緩めるのに重宝します。
ビルメンになるまで使ったことのなかった工具の一つです。
同じものを2つ持っておくとさらなる困難に立ち向かえます。
パイプレンチ
配管をガッチリつかんで回せる工具です。
アンギラ(ウォーターポンププライヤー)よりガッツリつかめ力を入れて回すことができます。
欠点は配管に傷がつくことです。
ハンマー
写真下は電工ハンマーで持ち手端は17のソケットレンチになっています。
17のナットを回す作業がとても多かったので重宝した工具の一つです。
特にレースウェイ(吊り金具の一つ)内の3分ナットを回すのにめちゃくちゃ便利です。
ねじれたり、よれてしまった電線・ケーブルをしごいたり、天井吊りモノの補正にも多用していました。
ビルメンになってからは一度も出番なし。
写真上の石頭ハンマーは一度も使ったことがないです。
家のモノを処分するときにコンパクトにするのに使うはず。
板ラチェットレンチ
写真のものは8,10,12,13サイズのラチェットレンチがコンパクトに搭載された工具です。
電気の配管工事、ラック工事に重宝します。
失くした思って買ったらすぐ出てきたので同じものが二つになってしまいました。
ビルメンになってから使い道は訪れておりません。
コンビネーションスパナ(ラチェット付き)
サイズは17です。3分ナットを回すことが多い電工だったので重宝した工具の一つでした。
今は現場でナットを回すことがないので家でたまに回しています。
全ネジレンチ
全ネジボルト(寸切り)の溝を痛めることなくラチェット機構で早回しできる工具です。
ビルメンで使うことはないでしょう。
こちらも家でたまにボルトに通して回して遊んでます。
縦型レンチ(左)とスピードレンチ(右)
左はビルメンになってから右は電工のときに買いました。
現場で洗面台の給水栓を取替したときに専用工具の縦型レンチだと鋳物で耐久性が弱いと感じ
しっかりしたものはないかと探してみたところ可変式でオモシロそうだとこの縦型レンチを買いました。
家のキッチンの給水栓が古くいつでも取替できるように給水栓(シングルレバー混合水栓)も同時の購入しました。(コロナの影響により部材不足だと騒がれていたとき)
まだ一度も使ったことがないので出番が来て欲しいです。
写真右のスピードレンチ(TOP工業)はホームセンターで見かけて衝動買いしました。
万能パイプレンチのような感じでこれはオモシロいと買ってみたものの活用できないまま現在に至ります。
ハッカー
鉄筋を(に)結束する工具です。
コンクリート打ち前に鉄筋にPF管を縛り付けるために使っていました。
この工具を見ると炎天下の暑さやコンクリート打ちのバイブレーター持ち作業を思い出します。
シノ付きラチェットソケット
シノは番線(太い鉄線)を締め付けるのに使います。それにラチェットがソケットが付いています。
シノ付きと言っていますがシノがメインの工具です。
使う場面は足場の組立です。
足場板の結束にシノ、単管クランプのボルト締め付けにラチェットソケットを使います。
ボルトカッター
ボルトやチェーン、番線を切断できます。
切断するときはかなりの力を使うので何本もやるのはしんどいです。
定規、尺金、ノギス、スコヤ等です。
5×10の尺金(さしがね)を仕事カバンか手帳に入れて持ち歩いています。
ラジオペンチ
ビルメンとしては水栓のコマパッキンを取るのに使ったりします。
ケレン(スクレーパー)
ハツリ工具です。
塗装や接着物を剥がすのに使います。
金・木・ボードのこぎり
電気作業員のときに写真上の金のこでひざと手で押さえた電線管を中々切れず早く切れるように練習してたときを思い出しました。
パイプベンダー(ハイヒッキー)
電気作業員のときに金属管をうまく曲げれるようになりたくて家で練習してました。
車を持っていなかったのでホームセンターで3660mmの電線管を2本買って外で半分に切ってバイクで持ちかえってを1ヵ月か2ヶ月ぐらいやってたと思います。
長いこともうやってないので今できるかどうかわかりません。
パイプカッター(配管カッター、チューブカッター)
金のこで配管を切るのは大変。(特に金属管)
この工具があれば配管を挟んでクルクル回して簡単に真っ直ぐ切れる。
狭い場所や火気厳禁などでセーバーソー(レシプロソー)やサンダー(ディスクグラインダー)が使えない場所でも使えます。
配管内に活線(通電している線)があっても電線を傷つけるリスクを大幅に減らしてして作業ができる優れもの。
電気の改修・解体・撤去作業や調査に頼もしいツールの一つです。
ミニドラ(ショートドライバー、スタビ―ドライバー)
ミニドラ(ショートドライバー、スタビ―ドライバー)ラチェットタイプ
設備はなんでこんなにスペースがないの!!ってシュチュエーションが時々あります。
そんなときに助けになるでしょう。
サイズ的にポケットに入れて常時持ち運びしやすいです。
板ラチェット
これも前述の工具と同じように狭くスペースのないところで活躍する工具です。
コンビネーションプライヤー
ペンチと似てますね。
違いとして開き幅を二段階に変えられることと掴む・回すことに能力を発揮する工具です。
ウォーターポンププライヤーとも用途が似てます。こちらの方が持ち運びがしやすいです。
単線を切断することもできます。
精密ドライバーセット
小っちゃいビスを締め緩みさせる工具です。
水回りの締め付け工具
クロスナットレンチ
手のひらサイズの工具は特に欲しくなってしまいます。
ビルメンになってから購入しました。
まだ一度も出番が来てません。
KTCの工具セット+いろいろです①
主にソケットレンチ
KTCの工具セット+いろいろです②
メガネ・スパナ
KTCの工具セット+いろいろです③
この3段チェストのツールBOXには整頓できるようにプラスチック製トレイがありました。
「そのプラスチックトレイいらないなっ」と今年の夏に撤去しました。
KTCの工具セット+いろいろです④
KTCの持ち運び用バイクメンテナンス工具ですが、バイクに乗せて持ち運んだことはありません。
下げ振り
壁や柱などが地面に対して垂直になっているかどうかをみる工具です。