感知器が感知するとランプがヒカル。

ビルメンの勉強
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こんばんは、ビルメン会社員の牧健太郎です。

火事を知らせてくれる感知器が発報すると感知器はどんな状態になるのか…

中々見る機会がないと思います。

こんな感じになります。

これは煙感知器(光電式)と言われているものです。

感知器右端の部分が赤く光っているんですが見えるでしょうか?

もう少し拡大してみましょう。

写真がブレて見にくいかもですね。

端の一点が赤く光っています。

火事をお知らせしてくれる感知器。(煙感知器の場合ケムリがモクモクしていたら感知します。)

それが感知して発報しているのになぜこんなに悠長に写真を撮っているかというと感知して発報した理由が誤作動だからです。

なぜ誤作動が起きたのかというと推測でしかないですが、煙感知器の場合でこの場合ですと感知器がホコリなどで汚れていた、漏水して短絡していた、感知器が古くなり内部劣化していたことが考えられます。

感知器が作動すると各種消防設備(例えば…音響が鳴り、火災放送が流れ、シャッターが下り防火戸が閉じる)が連動作動してしまいます。(実務上、火災断定しなければ連動作動作動しないように設定されている現場が多いかと思われます。)火事でもないのに利用者さんはパニックになるかもしれません。そして災害がないのに災害を生んでしまう可能性があるのです。自分がパニックになってはいけません。冷静にかつ迅速にアッチョチョチョーです。そのためには日頃から想像訓練(頭の中だけでも効果大です)が欠かせません。

こんな時は誤作動している感知器を取り外して(火事ではないことを現地確認して)火災誤作動している感知器を取り外して(火事ではないことを現地確認して)火災受信機の復旧をポチっと押しましょう。各種消防設備と連動しているなら発報したときと火事ではないことを確認したときに速やかにそのアナウンスをしましょう。)

もしも火事でしたら迷わず「火災断定操作」、「119に電話」、「避難誘導」、「消火活動or逃げましょう」。

もちろん一人ではできません。みんなに協力してもらってです。みんなとは職員だけだとは限りません。場合によっては周囲にいる全ての人が「みんな」でです。