こんばんは!ビルメン会社員の牧健太郎です。
これは空調機用の冷温水配管です。
主として使用している配管(写真左側)はバルブが二つ付いておりその間に2方弁と呼ばれるものがあります。
写真右側の配管はバイパス配管と呼ばれています。
冷温水配管のバルブ開度は通常の使用状況であれば2方弁が付いている側の配管(写真下側)のバルブは全開、バイパス配管側のバルブは全閉になっています。
バルブが閉じているか開いているかの見かたはこの写真のバルブだと赤っぽい部分が配管に対して平行(同じ方向)になっていると開いています。逆に配管に対して垂直(十字になっている)になっていると閉じています。
これは2方弁です。自動制御で閉じたり開いたりします。そうすることで温水や冷水の量を調整して温度調節してくれるのです。赤い矢印がCLOSED(下)になっていると完全に閉じており(流量0%)赤い矢印がOPEN(上)になっていると完全に開いています。(流量100%)
この2方弁が壊れてしまうと水量の調整ができなくなります。また水量を自動制御ではなく任意に手動で操作したい(しなければならない)場合もあるでしょう。そんなときのためにバイパス配管を設けているのです。