こんばんは、ビルメン会社員の牧健太郎です。
これは冷温水配管です。吸収式冷温水機と呼ばれる機械で作られた水(冷or暖)が空調機(他にエアハンドリングユニット、エアハン、空調調和機と呼ばれる)やファンコイルユニット(冷温水コイル、送風機、エアフィルターを箱型のケーシングに組み込んだもので仕組みは違いますが家庭用である室内のエアコンが壁に埋め込まれていてそこから冷たい風や暖かい風が出てくるもの)に繋がって循環いる配管です。※写真右下の『SA』と書かれている部分は空調機から共用部や室内に空気(冷or温)を送り込むダクト(風の通り道)。
今回は冷温水配管の写真左上部にあるバルブに注目です。老朽化でバルブの開閉に不具合が生じこの部分の水を止めたいがバルブが閉めれなくなったので交換してもらった時の写真です。
これは新しいバルブでバタフライバルブという名称のものです。
緑色のハンドルを回すと管内の円盤のようなものが回転し開いたり閉じたりします。左の写真が閉じた(水が流れない)状態で右の写真が全開にした(水が最大で流れる)状態です。
開閉状態がどこでわかるかと言うとこのバルブの場合はオレンジの部分の位置でわかります。写真では見えにくいかもしれませんが灰色の部分にメモリが刻んでおりOの位置が全開(先程の写真右)、Sの位置が全閉(先程の写真左)です。
これは取り換えた古いバルブの写真です。黒いパッキンが劣化していて円盤にあたり開閉の妨げになっていたようです。新しいバルブはハンドル式でしたがこれはレバー式です。取手が違うだけでどちらもバタフライバルブです。※先程の新しく取り換えたものはギア式です。このレバー式は持ち手の端のところを握るとフリーになり開閉度合いを設定(水流制御)できます。