地絡方向継電器を分解してみた

分解
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こんばんは。ビルメン会社員5年生の牧健太郎です。

地絡方向継電器(GR)は受変電設備の機器の一つで零相変流器(ZCT)と組み合わせて動作します。

建物内で地絡事故が発生した場合、電力会社側の配電用の遮断器を動作させてしまう可能性があります。電力供給が途切れ他の建物を停電させてしまう恐れがるのでそれを防ぐために必要となる機器です。つまり他を巻き込むな、自分のとこだけ落ちとけ君なのです。

地絡方向継電器 LDG-21 光商工株式会社
地絡方向継電器 裏面

E₃は旧第3種接地→今で言うD種接地 

端子部分を取り外して

ストッパーを二つ抜き取り地絡方向継電器の中身が出てきました。

パッと見たときTOSHIBAの半導体 汎用ロジックIC が目に付いた。

TOSHIBA TL4011BP

TA7555BP オペアンプ(オペレーショナルアンプリファイア→演算増幅器)だそうだ。電験三種で出てきたのは△の図で2本の入力端子と1本の出力端子だったのにこやつは8本もある。しかも□ではないか。形が違う。どうやらこの中に二つのオペアンプが入っているようだ。じゃああと二つは???わからぬ。電験三種試験合格したら次はこういうのを学びたい。

破裂・爆発 扱いを間違えると危ないコンデンサ。2200uF 15V マルコン ちとデカいので怒らせたらいけませぬ電界コンデンサ|ω・)

ZNR 20K821 電圧依存抵抗器(バリスタ) 印加する電圧によって抵抗値が変化するらしい。

変圧器(トランス) 光商工 PT-75

1次側100V2次側15Vって書いてた記憶

ペンチでうりゃ

赤色のは発光ダイオード(LED) 順方向に電圧を加えると発光する半導体。

黒い四角のBOXはなんのか…これぞブラックボックス( ・´ー・`)

基盤の裏