蛍光灯ソケット電線取り外し方法(ソケットの直列並列接続とは)

電気設備
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こんばんは!ビルメン会社員5年生の健太郎です。

蛍光灯の点灯不良でソケット取替、安定器取替やLED化工事する際ソケットの接続を直列⇔並列変更する作業をすることがあります。

その際に必要なソケットの電線取り外し方法のご紹介です。(切断して接続+不要線は絶縁処理する方法もあります)

今回使う道具は書類をまとめるのによく使われるクリップさん。

このクリップを「ピンっ」てします。

こんな感じでピンっと。語彙力がなくてなんて表現していいかわからずピンっです。
このソケットの場合は線の上の小さな穴に差し込んで…
線を引っ張ると引っこ抜けます。
別のソケットでは線の下のこの穴に差し込んで…
引っこ抜かれて~あなただけに~♪byピクミン

ソケットの並列接続・直列接続の配線とはこんな感じです。

並列接続のソケットです。
直列接続のソケットです

照明器具で修理して使い続けるにはメーカー純正の安定器はなく汎用の安定器を使用することになります。仕様が異なりますのでこういった配線替えが必要なこともあるのです。照明器具のLED化も安全性の高い製品は配線替えが必要な場合がほとんどです。

照明器具のLED化は進んできているものの未だに安定器が必要な蛍光管照明器具を使われている建物は多く存在します。蛍光管が製造されなくなり消滅するといった話はだいぶまえに耳にしましたがいったいいつまで存続するのでしょう。

石炭や液化天然ガスの輸入価格高騰の影響で燃料費調整額が値上げされており電気代が上がり続けている昨今、省エネ推進のためLED化はさらに加速する予感がします。ビルや公共施設、工場は照明器具設置数が住宅の比ではなく電気代削減効果はとても大きい。

オイラの契約している電力小売事業者は燃料費調整額が市場連動型になるので今年の冬は恐怖。電力小売事業者の見直しをして変えようか変えまいか迷えるビルメン会社員です。